離婚した方がいいのか?しない方がいいのか迷っている人へ
なおみの部屋では
「離婚した方がいいですか?」
「離婚しない方がいいのか?」
どうしたらいいですか?
というご相談がよくあります。
そう、ほとんどの人が
「した方がいいですか?」
「しない方がいいですか?」
という聞き方。
なので私はいつも
「離婚したいですか?」
「離婚したくないですか?」
と聞き返します。
そうすると
「・・・・・・・・・・・・・」
たいていの場合
「あの人がこうなってくれたら、離婚はしなくてもいい」
そんな答えです。
それって他人軸で
他人軸で決めようとしてる限り
どんなに最高なパートナーでも
どんなにお金があっても
どんなに愛されていても
あなたが幸せになることはないです。
私のことを少しお話ししますと
私は36歳のときに離婚しました。
「旦那さえ変わってくれたら私は幸せになれるのに」
という、ちょー他人軸で生きてきました。
この変わってくれたらっていうのも
「私にとって都合よく」って条件付きです。
昔の私はこんな感じ
【依存症という病】 私にとって依存症は神様からの最高のギフト☆
はちどり物語が途中ですが
家を飛び出してから約2年
長い、長い苦しみから抜け出すのに壮絶な時間を過ごしてきました。
結婚生活はただの「地獄」のような時間がたくさんありましたが
家を出てからの壮絶な時間は「地獄」ではなく、
苦しいけれども、魂が満たされる時間でした。
私は家を飛び出して、約1年半別居して離婚しました。
私が家を出てから元夫はお酒を一滴も飲まなくなったそうです。
なので、友人たちからは
「もう飲んでないからいいんじゃない。」
と言われましたが、昔の私だったら他人軸で生きていたのでそそくさと戻っていたと思うのですが、とことん自分と向き合って、他人軸から自分軸で生きるようになっていたので
飲むとか飲まないとかどうでも良くて
「隣に誰かがいてもいなくても、自分らしく生きていきたい」
「自分の足で生きてみたい」
そう、心底思ったので離婚を決めました。
離婚は代理人を入れました。
代理人にお願いするころからこちらからは一切連絡することなく
代理人を通して一方的に離婚の話をすすめてもらいました。
もちろん、最初はなんだかんだと言ってきました。
でも
女って強いな~って他人事のように自分を見ていました。
依存症の彼にあんなにすがりついていたのに
離婚すると肚で決めると、何を言われても揺るぐことがなく
淡々とことを進めていきました。
私にとってラッキーだったのは
別居中に彼が浮気していたこと。
DVと浮気を理由に離婚を突きつけられたら
もう、降参するしかないですよね。
十分な慰謝料も用意してくれて離婚が成立しました。
あんなに一人になることが怖かったのに
離婚届を出しに行った日は
「私、やったのよ!!」
って、天高く叫びたい気持ちでした。
それは
彼から離れられたことがうれしかったとかではなく
自分の足で歩くことを選んだ自分を大きな声で褒めたかったの。
離婚届を出してから約8年が過ぎたのでしょうか。
離婚届を出してから6年くらいは一切連絡を取っていませんでした。
でも、ふと連絡してみようと思って連絡してごはんを一緒に食べました。
6年ぶりに連絡した時は、彼は泣いて喜んでいました。
彼は今でもお酒は一滴も飲んでいないそうです。
でもいろんなドラマがあるようですが、、、、
私がいなくなったらお店はつぶれてしまうんじゃないかと思っていたけど
お店は順調にやっているそうです。
今はほとんど連絡を取り合うことはないですが
離婚して8年が過ぎ、私にとって最高に自慢できる存在です。
よく「よりを戻したら?」と言われることもありますが
せっかく離婚したし、今度は違う男がいいです
っていうのと、きっと私と彼は新しい関係をつくっているのだと思っています。
夫婦でもなく
恋愛関係でもなく
友達でもなく
家族でもなく
でも、これからも大事な人。
彼という存在があるから、これからも私は私であり続けられると思うのです。
それに、彼は一番の「なおみファン」なんです。
離婚しようか悩んでいる時
離婚をした時
こんな未来が待っているなんて想像していませんでした。
一緒にいることだけが愛ではなく
一緒にいることだけが幸せでもなく
一緒にいてもいなくても
全く違う人生を歩いていても
それでもいいんだな~って。
私は結婚している時も幸せでしたが
離婚してもっと幸せになりました。
それは隣に誰かがいてもいなくても。
上手くいかないことは山のようにあっても
それでもとっても幸せです。
離婚したらいいのか?
離婚しない方がいいのか?
迷っている人。
離婚するかどうかを考えることは一旦保留しましょう。
その前に、自分の問題、相手の問題を整理して
自分の問題は自分で引き受けること
そして
相手の問題は相手に返すことからはじめてみましょうね。
ひとつずつでいいのです。
ひとつひとつ、取り組んでいった先に
やっぱり離婚したいと思ったら離婚したらいいし
やっぱり離婚しないと思ったら、相手とよく話して、コミュニケーションをとって仲良くやっていってくださいね。
もし、ご自身で整理することが難しい時はぜひ一度「なおみの部屋」にお越しください。
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